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NOS,NEU und ORIGINAL-TEILE für DEUTSCHES AUTO

店頭価格は相場ではない!

つい最近ポルシェ356の購入についてドイツのポルシェクラブの人から話を聞くこ
とができました。356を買うのなら、「ショップなどで買うことを除外しろ!」と
いっておりました。ショップから買わないということはどこから買うか?答えは、
個人売買で購入するという手段です。では、雑誌、インターネットなどの個人売買欄
を利用するかというと、そうでなくポルシェ356クラブの中で買うことを進められた。

なぜショップで買うことを進められないかというと、まずは、価格と質の問題。
たいがいは、過剰評価されており価格と状態が比例していない。びっくりするような
値段で展示されていてもやがて摘果で指値しておいた人に引き取られるというパターン
が多いいそうである。

また、クラブ内の車の売買の場合は、違う356を購入のために売る車が多く、クラブ
内でずいぶんまわされている。よって、状態の良い車でクラブ活動に参加している車は
ショップなどに並ぶことは、少ないそうである。また、価格も適正価格でショップなど
からかうよりも明らかに良い状態の車が安く買えるということである。

ポルシェを持ってないでポルシェクラブに入れるのかどうか、私にはわからないが、
クラブに入っている人と友達になって、情報を得ることが、よいかもしれませんね。



塗装検査マシーンでボディーチェック!

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こちらは、当方が所有している塗装の厚さを測る機械です。
金属系の素材の上に塗装された厚さのみ測る事が可能ですが、
これを利用することにより、再塗装された箇所、パテ埋めされて箇所
など見つける事ができます。

各ボディーパーツが同じ厚さであるか?
塗装の気になる箇所が他の箇所と同じかどうか?
など、
使い出すと、面白くて何時までも遊んでしまいますが、
車を買いに行く時に、これを持っていかれてはいかがでしょうか?
日本では、このような事を店内ですることは「恥ずかしい」
「失礼」など考える方もおられると思います。

ちなみに、ドイツの査定会社やビンテージカーなどを扱うショップ
ではではこれらの機械を利用しています。

これらの機械は29800円~で販売しております。




偽ポルシェとその対策

ポルシェ同年代でもグレードによって価格が大きく異なります。
例えば、993Carrera4Sになればプレミアも少しつく事でしょう。とは言え、993Carrera4から4Sに改造して4Sとして販売する人はあまりいないような気がします。

ではクラシック部門では?
スポーツ車両やRSなどの高価な車両は、その他の車との価格差が多いいために、偽車を作るメリットがあります。1000万円オーバーの車が実は250万円程度の価値しかないという可能性もあるのです。

日本での偽車両のうわさが、ドイツの方で私の耳に入ってくることもたまにあります。購入する際は是非ともお気をつけ下さい。

対策方法

お知り合いにポルシェに非常に詳しい方がおられれば、その方に問い合わせができますが、そのような方が知り合いの中にいない場合、現代ではインターネットが発達して気軽にメール、人物の検索ができるようになりました。翻訳サイトを使って英語にて世界的に有名な方々へ思い切ってメールしてみてはいかがでしょうか?

私も勇気を持ってメールをした人が数名おりますが、それをきっかけにすっかり今では困った時、わからない時の「お助けマン」と化しております。日本人のスペシャリスト達はどうだかわかりませんが、私に知っている方々はとても気さくな方ばかりで、1質問すると答えが10帰って来るといったように、「そんな事もわからないのかよ?」というような事でも的確に親切に説明してアドバイスをしてくれます。

稀少車であればあるほど情報が集めやすく、時には車台番号を教えただけで、その車の歴史を教えてくれる事もあります。

皆さんポルシェ好きには変わりありませんので、挑戦してみてはいかがでしょうか?

ポルシェ356の値段

先週末ポルシェ356を探しにStuttgartのほうへ出かけてき
ました。
いろいろな356を見てきましたが、改めて思ったことは、そ
の価格に至るまでにいろいろな理由があると思いました。
同車種で700万円の車が4台並んでいたら、車の状態も実に
千差万別です。
まず得点方式で考えると

トータルマッチングナンバー
これは、出荷時のままの状態でドアやフードに車台番号が打ち
込まれているホイールまでもが
完全に一致しているもの

マッチングナンバー
これは、エンジン、ミッション、車体番号が出荷時と一致して
いるもの。

レストア済み
これは、得点アップになりますが、ものによってレストア前の
方が価値があったというものもあるそうです。

ヒストリー書類
今回見てきたものもそうでしたが、ねじ1本まで写真にとって
あるようなレストア写真があるのは費用に情熱を感じます。
また、誠意記録など、すべてそろっているものは金額的にはも
しかするとあまりプラッスにはならなくても、販売しやすく
なることは間違いありません。

車の持っているヒストリー
これは、第1号車であったり、@@@@さんの所有していたも
の、などなど、車の状態にはあまり関係のない車でも
それに価値をおく人もいます。

当時の出荷先(日本の場合D車かどうか)


今回見てきた車はまさにそれそのもので同一ショップに上記の
ものがありました。
値段、車種はほぼ一緒でも車の状態が全然違うんだなと思いま
した。

上記の項目は購入時において、とても魅力的な項目ですが、あ
なたがどのような目的で車を探しているのか
明確にする必要があります。
2台の同じ車種が400万円で並んで販売してある場合、片方
はトータルマッチングナンバー、片方は整備書類が
ごく少しあるだけでしたら、間違えなく後車のほうが状態は良
いでしょう。そのときに、あなたがどのような車を
求めるかによって選ぶべき車がかわってくるということです。

過去の記事と重複していたりしますが、改めておもったことと
いうことでお許しください。
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アウトバーンにて

ポルシェを個人売買で買うという事は?

最近古い車を扱う個人売買サイトがある中、何処でとは公表しないけれども、とんでもない状態のものが、とんでもない値段で売られているのをみつけましました。

サイト運営者は、所詮商売が目的なのだな~と正直思いました。
ショップは多かれ少なかれ商売です。ただ、ポルシェが好きでポルシェショップをしている人、車が好きでたまたま働いているところがポルシェショップだった人、たまたま見つかった仕事が車屋だった人、いろいろな人がいると思いますが、仕事にした以上その道では誰にも負けない技術や知識を得ようとする意気込むか、ただ流れる日々に身を任せるかによってもだいぶ変わってきますね。

さて話しは本題に戻して、一目見て、これは、ちゃんとした部品がついていない錆た車だな?と思えるような車(あまり実車の原型をとどめていない車)を状態の良い車として平気で仲介しておりました。

これを少し手直しすれば乗れるだろうと思って購入する人の事を想像すると寒気が走ります。

古い車を販売、仲介をするのなら、せめて素人がちょっと勉強すればできるような最低限の鑑定はできるようになってもらいたいし購入者が安心してコメントを信頼できる体制を作ってもらいたいですね。

個人売買は安く購入できる事があったとしても、ショップと違い、1台売れればそれで終わりですので、その後の評判などを考える必要がありません。

個人売買で購入する際、信頼できる人から買うのが好ましいですが、見も知らぬ人から買う場合とにかく車をリフレッシュ(O/Hなど)をすることを覚悟した上で買うのが良いかもしれません。

ポルシェの相場を知る。

皆さんから、PORSCHE911や356の相場を教えて欲しいというメールがたまに来ます。

このような問い合わせに答える時がいちばん困ってしまいます。何度も書きますが、ドイツと日本の走行距離の違いで日本の50000kmとドイツの50000kmでは全然違います。特に委託販売は持ち主の希望価格で出しているか、店主と相談して妥当な値段で出しているものもあります。それから、クラシックカーで難しいのが車個々が全然違う状態にあるために、相場とは状態と価格のバランスを見る必要があり、実車の状態を見ない限り数字が出せない事がほとんどです。

ビンテージカーの場合(356Speedster,Conv.D,Podster,Carrera,GT,GS 911RS RSR ST)などはかなりのプレミアが付いていたりします。これらの車が一般マーケットに出てくる場合、とんでもない値段で出てくる事も珍しくないのです。ホームページ等で写真などを見ると、同じ車種を所有している人は喜び、購入希望者は絶望し、ショップ関係者は鼻を鳴らしながら笑うことや、難しい顔をして首を左右に振ることも少くなくないと思います。(身に覚えがある方多いいと思います)

その価格になった裏にはいろいろな理由があり、一概に同じ車種を持っているからと言って果たして自分の車も同じような価格で売れるかというとそれはそうでもないです。

委託販売された車にものすごい値段をつけ(売れなくてもショップは関係ないですから)いつの日か車を大金持ちが買って行く事を待ちます。
ショップには売れなくていい車、売らなくはならな車があります。
ですので特にビンテージカーなどは、インターネットで世界を探しても2~3台しか販売されていない車の値段はあくまでも今すぐ欲しい方への値段、それが世の中の相場と言ってしまっていいのかわかりません。
それらの、販売されている車は決して最高の状態ではなく、その値段を基準に考えた場合、状態最良のものの値段がとんでもなく高価な物になってしまうからです。

ここで、ちなみにオールドタイマー専門オークションの落札価格です。
ここをクリック
トップページから左のメニューから”Auktionen”をクリック
その後
=> Aktuelle Auktionsergebnisse
をクリック

ここでは、もちろん車の状態にもよりますが購入者が実際にいますので、ある程度、目安になる相場です。



車台、エンジン、ミッションの番号が出荷時と一致し、すばらしいレストはをされた車の価格が、同じ車種で程度”中”が2台買えるような値段で買う場合、人から見れば「そんなに金額出して。。。。」と思われることもあるかと思いますが、そのような最高の状態の車と巡り合えるチャンスは多くないと思います。良い車にはプレミアを払ってでも価値のある物もあるでしょう。

私の経験からお話ししますと、まずそのショップごとの車両査定値を調べます。例えば、自分から見てあきらかにこれは100点満点で60点程度の仕上がり、仕上げ方と思っているものを80~90点とホームページで公開している場合そこのショップはいつもその程度の過剰査定(これはあくまでも自分の査定を基準に)していると考えます。車を販売したいが為に評価を過剰するのは、結果的にショップの信頼度を下げる事だと思います。

他人の車にはとても厳しく、理想論を並べいざ自分の在庫の車の事になると「これは最高の状態の車ではないけど@@@の部品だけでも*万円の価値がある」とか「このくらいは問題ありません」というような、他人には厳しく自分には甘いショップはお勧めできませんね。ショップから車を買うときはショップが車に対する評価のレベルを知ると購入の際良い目安になると思います。そのためにまず自分の目を鍛える事です。すべての事を一般の方が知ることは無理でも2~3項目でも知っているだけで中古車への見方が変わってきますので、行きつけの信頼できるショップ/工場などに中古車を購入する際の注意点などを問い合わせてみてはいかがでしょうか?

ポルシェ993を買おう!

本日ドイツのとあるポルシェセンターの整備工場側で車セールスマンと修理担当員の方といろいろお話をしてきましたが、最近993TURBOの中古が不足しているそうで探しているとの事でした。入庫をしてもかなり早い時期に売れてしまうということであまり店頭に並ぶ事もないそうでポルシェセンターとしては、仕入れたい1台であるそうです。

また、ポルシェセンターだけでなく中古市場に出ている車の数も半年前から比べてずいぶん減りました。今後も993シリーズはドイツ、日本に限らず状態のいいものが少なくなり、しかも値段が上昇していく事ももしかしたら遠いい日ではないのかもしれませんね。

ドイツでは911Carrera4Sとターボがとても見つけずらい貴重なモデルとなっております。C4S、Turbo、RSやGT2の良い状態の車は、オールドタイマーを購入するのと同様、車を持っている所有者に「売る時は一声かけてくれ」と言う必要があるほど貴重なものになってきました。今から10年後の事を考えると、寒気がしますね。

中古車の相場を日本の走行距離とドイツの走行距離を比較するのは、正しい方法ではないですが、ターボとC4Sの相場ですが6万~10万kmのもので1000万円程度(C4Sは100万程度マイナス)また、6万km以下の走行距離を持っている車は1300万前後です。もし、最近日本でドイツ(またはEU)から平行輸入で仕入れてきた直後の車が5万km以下で価格で1000万円以下で買える車がもしあるとしたらメーター戻しと疑う価値はあるでしょう。理由:そんなに安く手に入らない。ドイツの方が高く売れる。

日本の整備記録がしっかりとしたD車を買うのが危険度は少ないと思います。整備記録がまったくないものを買うときは、信頼できるメカニックに厳重に見てもらうのが良いでしょう。

良い状態の993があったら買っておくのは決して間違った選択ではないと思います。

1955年式356Speedsterをレストアしたい人いますか?

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昨日1955年スピードスターを見に行ってきました。

色は嫌いではないです。
1991年ドイツに戻ってきました。

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さて、じっくり見て見ましょう。
【“1955年式356Speedsterをレストアしたい人いますか?”の続きを読む】

正しい356の使い方?

今日は、とある356オーナーの話を致します。

彼を訪れた時にいろいろなものを見せていただいたのですが、本人からびっくりする話しを聞きました。

実は彼の所有する356でラリーに出場し、仕事も356で出勤、海外出張も356でと言う、2ndカーであるものの、すべて1台でこなしている勢いでした。出張といっても3国をまたがり往復の走行距離4000km以上であり、しかもトラブルは全然ないらしい。そんな生活を1台の356で数年続けているらしい。

もちろん、何らかの不都合で100万円を超える修理が来ても困ったりはしないような財力あっての事であろうが、356のような老車体をそんな過酷に使うオーナーもオーナだけれども、それに絶えてしまう356も356ですね。

ドイツで人気のあるポルシェ

今日まで数多くのポルシェが製造されてきましたが。製造台数が少ないものが必ずしも価値があるとは限りません。ドイツで人気車種をあげてみましょう。
356スピードスター
356PreA
356ロードスター
356Cabrio特に356C

911 S 特に2.0と2.4
911 Carrera RS 2.7 2.8 3.0 並びにRSR
911 Carrera 2.7 210PS
911-964-993 Cabrio
993 S2+S4
911-964-993Turbo

914-6
924 CarreraGT

その中で最もホットなのは
356スピードスター
911S 2.4
911 CarreraRS 2.7
993 Cabrio
993 Turbo

また、意外と悲しい運命にあるのは
356コンバーチブルD
356A Cabrio
相場的には上位を占めるものの、そこまで出すならがんばってスピードスターを
と考える方が多く、販売に苦労する車種であるそうです。
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