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NOS,NEU und ORIGINAL-TEILE für DEUTSCHES AUTO

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ポルシェ車両出生証明書 Certificate of Authenticity

Po2495-34.jpg

車売買の時にCertificate of Authenticity(車両出生証明書)が付属してくると良いが、そうでない時、自分の車はどのような車なのか?というのは誰しも知りたいことである。証明書がもらえるのならば、エンジン番号、ボディカラーなどもオリジナルの物かなど調べる事が出来る。ドイツやアメリカでは以前から発行していた。当社へも依頼が沢山来たが日本でも証明書を発行してもらえる。

価格:18,144円(税込)2014年時点 
リンク:http://www.porsche-coa.jp
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2013年版 相場のお話

今年に入って一番多い問い合わせは、4-cam系レア車の売買の相談や相場に関しての問い合わせですが、今日はそれらに関する事をまとめてみようと思います。

Q: Porsche356Carreraの相場は今はどのくらいでしょうか?

A: 相場とは平均的な価格で同車種/同年代でも相当の価格幅が有ります。ヒストリーの希少性(オーナー数、レース歴)、車の状態(レストアの場合は良し悪し、オリジナル車の場合はどれだけオリジナルに近いか)。それらにより5000万円する60PSのPorsche356Speedsterもあれば、1500万円の356Speedsterも有ります。4-cam車の場合、上記の事に車種、エンジンの状態や修理歴、何処で誰がオーバーホールしたか?等という事まで価格を左右します。よって、世の中で言われる相場を気にする事は時として、ご自身の車(もしくは検討している車)を過大評価してしまったり、過小評価してしまったりします。

客観的に見て、修復可能なヒストリーと修復不可能なヒストリーをしっかりと見分ける必要があります。修復可能なヒストリーというのは、機械系のオーバーホールであったり、綺麗なペイントなど、お金を払えば修復出来る物のことを言います。もちろん、それにかかる費用(かかった費用)というのは、価格に還元(+にも、−にも)される事は言うまでも有りません。いくら修復可能な事とは言え、完璧にレストアされた車は、その手間や情熱を考えれば価格に+αは当然のことと思います。

 修復不可能なヒストリーとは、有名オーナー歴、D車、ワンオーナー、オリジナルペイント、当時のレース歴など再製不可能なヒストリーの事をいいます。この修復不可能な物に価値を見いだす人は多くいます。また、革製品のやれ具合にも価値を見いだす人もいます。

価値観というのは、人それぞれで、年代や色というのも売買の決断に左右されます。自分の記念年の車を望まれる人は、想像以上に多くいますし、いくら状態が良くても色が気に入らないと、話がまとまらないと言うケースも多くあります。逆に、色が気に入ったと、並状態で購入して、金銭を気にしないでレストアする人もいます。車捜索依頼も、色を指定して来る人が数名おられますし、同色ポルシェを倉庫に数十台コレクションしている人もおります。

最終的には車の持ち主、そして購入者によって上記の項目がどれだけ評価されるか?そして、それをどのように金額に換算されるか?という事になります。レアな車になればなるほど、その価値観が大きく左右され価格幅は広がり事実上、相場が無くなって来ます。言い換えれば、車の状態が気に入られれば、相場を完全に無視した金額で売買される事も珍しくありません。

Q: オークションの価格?

A: 毎回日本帰国時や電話時に出てくる話題は、オークション落札額のお話。ポルシェに限らずクラシックカーが、最高値を更新して話題になる事が多く有りますが、落札額はオークション主催者の手数料を乗せた最終金額で表示される事が多く、実際に出品者(前オーナー)に入る金額は表示価格の20~30%(オークション主催者によって変動)も少ない事を忘れてはいけません。最高値更新の話題で注目を浴びていませんが、世の中の相場近辺で落札される車や、相場以下の価格帯の車が嫁ぎ先が見当たらないのも現実です。

Q:レア車の売却/購入方法は?

A:売却の際はレアな車は上記の事より、価値観さえ合えば高額で売買されるとこがあります。大切な事は、色々な価値観を持った人々を多く知っている人に、個人的に相談するのが一番良いと思います。購入希望者はやはり、沢山のオーナーを知っている人に「良い出物が有ったら紹介ください。」と常日頃声をかけておく事が良いでしょう。しかし、一番気をつけておかなければいけないのは、あまり沢山の人々に声をかけない事です。なぜならば、希望者1人なのに、色々な人が探していると勘違いされて「今一番探されている車」という事になります。

マニアな世界:Fahrtenbuch / driver's log

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当方のFahrtenbuch / driver's log

ドライバーの日記とも言えるFahrtenbuch / driver's log。ドイツ人らしい商品ですが、本来の目的は社用車を利用する際や、同一車でプライベート利用とビジネス利用を分けて、税部署に申告する際に利用する為にあるこの冊子。クラシックカーの世界では個人の記録簿として使われます。写真の物は当方で利用している物で、豪華なハードカバーブックになっています。ここには、日時、目的地、目的、訪問先、メーター数、走行距離、ガソリンL、ガソリン代金、燃費、その他の出費、ドライバーと数多くの項目が掲載出来る様になっています。当方所有の車にはガソリン残量が表示されない車が有るので、この本のガソリン給油ヒストリーも参考になります。オイルの補充もその都度書き込み、オイルの消費率もいつも点検しております。Fahrtenbuchの表紙裏には小さなポケットがついていて、ガソリンスタンドのレシートはすべてここに入ります。

車に乗る際、ただでさえ儀式の多い旧車ですが、車に乗ってエンジンをスタートさせる前に必ず書き込む、儀式の一つとなっています(車を降りるときの儀式でもあります)。

私の知り合いで数十台のコレクションの持ち主は、車の数だけFahrtenbuchを所有しております。一緒にドライブに行くときは、儀式が一つ多く、グローブボックスを空けて、それを取り出し、自動巻の腕時計で日時を確認し、距離数を書き込む。そして、書き終えたFahrtenbuchをグローブボックスに収納して、さあ!スタート。。。と言った流れです。助手席に座る人にとってみれば退屈な時間ですが、記入している本人には、日記を付けている気分で止められなくなります。皆さんも是非、日記を始めてみては、いかがでしょうか?

商品に関するお問い合わせは
info@watanabe-service.de まで。

Fahrtenbuch / driver's logはオンラインショップにて発売していますので、そちらもご利用ください。

Patina(パティナ)

まだ日本ではそこまで広まっていない言葉かもしれませんがクラシックカーの表現でPatina(パティナ)という言葉を海外のサイトで目にした事があるのではないでしょうか?「Patinaとは何か?」とインターネット上で調べたこともある方がおられるかもしれませんが、今日はこのPatinaについて考えてみたいと思います。

Patinaを簡単に表現してしまえば新品の10円玉と古い10円玉の違いです。

クラシックカーにおけるPatinaと言う表現は「ぼろ」を良い方向(ポジティブ)へ表現するときの回避言葉の様に利用されているときがあります。”ぼろ”と”Patina”それは同じ言葉なのか?私が色々調べた所によるとぼろも立派なPatinaである事が残念ながら解釈できます。ただし、私達が扱うクラシックカーではやはりPatinaという響きの良い言葉と”ぼろ”は区別して行かなければいけないと考えいます。もちろん、ぼろをPatinaと表現している人にその使い方がおかしいと指摘して行くような活動をする必要はなく、これを読む人はPatinaとぼろは紙一重でPatina=かならずしも良い事ではないという事を認知していればいいだけと私は思います。

今回はパーツでそれを見比べてみたいと思います。

N3S_6525.jpg
現代の新品部品というのはことごとくPatinaがありません。これは、レストアした物にも言える事です。

N3S_6780.jpg
Patinaが強く出ている。しかし欠けなどがなく物としては完全なものでただ古くなったもの。

N3S_6503.jpg
欠けなどがなく物としては完全しかし、上の写真の物より大切に扱われなかった事がわかる。

N3S_6504.jpg
欠けがあるものの、それ以外は状態が良いもの。

上記の写真のなかでPatinaと表現できない物は一番上の新品の物だけです。それ以外はすべて一般的な表現としてはPatinaと言えます。皆さんにとってどこまでがPatinaで、どこからが”ぼろ”でしょうか?その答えはご自身の中にあり正解はありません。その事について自分なりの答えを出す事により今後セールストークのPatinaという魔法のような言葉にだまされる事はなくなると確信しております。また次回、同士と飲む際の良いお酒の”つまみ”になるのではないでしょうか。プロスト!(ドイツ語:乾杯)



未来予想図「ポルシェ地球店」

クラシックカーを探す時皆さんどのようにしていますか?
日本国内を探してご希望の車種、状態の物が見つからず悩んでいませんか?

今回はドイツでの一般的な探し方をお教え致します。
最近はドイツ語がわからなくても、翻訳ソフトがありますので、とりあえず雰囲気だけは

つかめると思います。

まず、一番メジャーな探し方として、Mobile.deがあります。
左のSUCHENからではなく真ん中のSUCHENをクリックして先に進んで行きます。
大体わかると思いますので、使い方は省かせていただきます。

インターネット環境が充実している今では、海外の相場、販売車両など検索しやすくなった
かとおもいます。中には、こんなに安い物を見つけた!と思わず真剣に購入を考えたりする
事もあるかと思います。

一昔前までは、価値のわかるオーナーがお亡くなりになり、相場がわからず家族の方が破価
で売却するなどという事もあったかと思いますが、今の世の中、同じような状態の物をイン
ターネットで探し勝手に所有している車はそれと同様の価値があると勘違いしている人も多
くいます。それれは、カーショップの頭の痛いところです。クラシックカーは実物を見て初
めて価値が決められる物で、写真だけでは判断できないですし、販売人(ネット上)の撮影
した写真などはあてになりません。写真は嘘をつきませんが、撮影の仕方によって黙る事は
出来るのです。ましてや、ポルシェを知らない人にとって値段を付けることは不可能です。
色、年式、後前期モデル,マイナーチェンジ、MT/AT、事故/修復歴など多くの事が価格に
左右してきます。

そこで大切なのは信頼できる第3者の目(すなわち営利関係のない人)です。
この辺は過去のブログで書きましたので参考下さい。

売り手としては、同じような車を探し出し値段を付けて販売しますので、付いている価格は
かなりいい加減な物が多いです。いい加減とは、価値のある車を安く書く人はよっぽどの事
情がない限り存在しません。ですので、うまい話は正直インターネット上には転がっていま
せん。妙に相場より安い車、相場より「高く買い取ります!」などと言っているショップな
ど、色々ありますが、良い状態の車は仕入れも高いです。という事は、状態の良い車は安く
は売れませんし、逆に車を高く買い取る事は、今のこの世の中不景気も手伝ってあり得ませ
ん。買い取りという物は相場より安く、そして販売は相場より少々高い価格での販売という
のが常識でそう出なければ会社として成り立ちません。それがフェアな取引という物でそれ
に納得できない人は自分で購入者を見つける必要があります。

当方では、メールの内容を見てお相手がどのくらいの価格を期待をしているかお聞きしてそ
れを遥かに下回る場合は正直に「金額を提示すると失礼な価格になってしまいますので言い
たくありません。ショップによって価値観も多少違うと思いますので、他の@@@@@など
のショップを当たられたらどうでしょうか?」と提案します。旧車の場合は、数字や車の状
態には存在しないオーナーだけの価値があります。それらは当方やショップでは何の興味の
ない物であり価格には反映されないものが多いのです。

ヨーロッパのショップでビンテージなクラシックカーを取り扱っているところの多く見られ
るのは「委託販売」です。ショップによっては、買い取りを一切していないところもありま
す。資本金が3000万円あるとしたら、クラシックカー2台購入したら終わりまたは、ビ
ンテージカーの場合1台も買えない事もあります。それらの車もいつ売れるかわからず、売
れなければ収入がありません。そのようなお金があるとしたら、お店の内装、ホームページ
にお金をかけて、委託車両を並べた方が良い訳です。


委託ベースでやっているショップは決して悪い訳ではないです。そうでもしないと数千万円
する車を数十台並べるのは難しいですし、車が車を呼ぶとでもいいましょうか、1カ所に集
ってくれば、購入者にとってもかなり選択肢が増えます。それが最大の利点です。

この辺りの、販売方法は新しい物ではありませんが、最近ではショップにない車の売買、す
なわち実車が海外にある車の売買がすこしづつ増えてきました。(ヨーロッパでの話で日本
ではわかりませんが)。これは、最近良く見かけるのですが、日本に在庫してある車を販売
者(所有者)の許可を取り、ヨーロッパのインターネットサイトで販売しているケースで、
すなわちヨーロッパのショップは日本にある車を見た事もなく販売している訳です。

というこで、わかりやすく書くと。

車オーナー 国内販売 > ヨーロッパ仲介人を通してヨーロッパ販売(もしくはアメリカ
などの仲介人も通して)

です。

私が良く経験する事なのですが、ホームページ上の写真で背景が日本の物、または「日本に
在庫してあります」 という車を見かければ大体高い確率で日本のホームページで見つかり
ます。言ってみれば、ヨーロッパのインターネットサイトで日本の見落としている情報を無
料で得る事が出来るのです。最近このケースが本当に多いですが、それらの車を購入した事
はないです。というのも大抵状態が悪いです。(良いの、正当な価格が付いている物はそこ
までしなくても、日本国内で売れてしまいます。)もう一つは、1台の日本からいただいた
オファーを、他の人を通して別ルートでオファーされるという事も何度かあります。それぞ
れ値段が違うのはいうまでもありません。

これの商売方法はうまく行っている間は良いのですが、トラブルの際どうなるのかな?と思
います。例えばメーター巻き戻しはドイツでは即座に弁護士を通して連絡が来るでしょう。
国それぞれによって法律が微妙に違います。スピード違反もある国では、警察が「あなた
@km/hぐらいオーバーしていますね」という警察の適当な感覚で罰金を払わせる国もあり
ます。問題となる物が,小額でしたら泣き寝入りでしょうが大金の場合逃げ切れるか?です

どの商売方法も、決して嘘をついている訳でもありませんし、お金を払っても車が来ないと
いうことは、通常はないかと思います。世界に向けて情報を発信するのも、今の時代当然の
事です。

ただ、これでは、賢い人間は仲介人を飛び越えて直接取引するケースが今後多く出て来ると
思います。それで苦しむのは仲介を仕事としている会社、人間です。

将来、もっと世界が狭くなると思います。パソコンで同時通訳ソフトや、翻訳ソフトもどん
どん完璧な物へとなって行くでしょう。カーショップも、店舗を持たずネット上に国をまた
いだポルシェ地球店などといった、世界を相手にするバーチャルなショップシステムが出来
るでしょう。上記で紹介したMobile.deでも、そのサイトを利用した詐欺事件なども多くあり
ます。基本的に車の取引の原点、実車を確認して「車とお金の交換」という方程式がどんな
時代でもどんなに便利菜世の中になっても、間違えのない購入の仕方と思います。

下手な文章をここまで読んでいただき感謝です。

PS
このまえ、BMWを購入した友達が、購入サインをして頭金を振り込んだ直後、そのショップ
が倒産して真っ青になっていました。車は、無事に納車されました。



世の中考える事みんな一緒?PORSCHE 911 Speedster 編

ポルシェオーナーの中には、人生で成功を収めた人間が多くいらっしゃると思います。決し
てひと財産築き上げた、中小企業を大企業にした人でなくても買えるのがポルシェだと思っ
ていまし、すぐでなくても10年計画でお金を貯め続ける事ができる人なら、そこまで思い
が強ければ買えるものと思います。

さて、今日お話しする事は911Speedsterのお話です。
上記のプロローグと911Speedsterの関連は?と思われると思いますが、今日は911Spee
dsterに起こっている現状を私の独断意見で書きたいと思います。

ヨーロッパでは、ここ10年でクラシックカーがトレンドになり、人気が高まって来ていま
す。その理由に、希少性、現在製造されていなというところに価値を見せられ、それを手に
入れたいという欲求がでてくる人もいると思いますし、昔から夢だった車に乗りたいという

意見も、良く耳にします。私も、実は日産のスカイラインGT-R R32をいまだにいつも
れに入れたいと思っております。ものすごい古いスカイラインではないのです。R32は私
のあこがれの車でした。そんな、夢の車が誰にでもあると思います。また、クラシックカー
には現行車にはない良さがあります(もちろん悪いところもあるのですが。。)。

人気の上昇は、クラシックカーメッセ(モーターショー)などの入場者数の数を見てもわか
ります。理屈で考えても興味を持つ人が増えるという現象に対して、ポルシェで言えば35
6やナローのクラシックカーの数は世界で増えて行く事はありません。価格が上昇する=そ
れを必要とする人がいるという、式は100%正解ではないかもしれませんが、傾向として
は正しいと思います。昔はアメリカなどのフリーマーケットで車が並んでいる場合、価格交
渉して納得のいかない場合、もう一周りしてから来るからと言って交渉していた物が、最近
では1台につき数十人集り、一周りしていたらもう売り切れているという事が多いいそうで
す。

ここで、ベンツの300SLガルウイングを例を挙げると、この車の価格上昇はとても異常で
す。価格が上昇したパーセントほど、この車を夢見る人の割合が増えたかどうかは正直疑う
余地があると思います。300SLはすばらしい車である事は言うまでもありませんし、フォ
ームも他車と比べても似る物の無いすばらしい物です。ただこの車買う人は、車好きの企業
の社長などが、どちらかというと株を買うと言うような感覚で買われているような気がして
仕方ありません。別に企業の社長でなくても良いのですが、この車を買う人は、最低でも購
入時に買った値段より、高い値段で売れるから、このぐらいの値段を出しても良いという考
え方があると思います。

これは、300SLほどでなくてもポルシェ1973年式911CarreraRSにも言える事だと思い
ますが、このような車の購入の仕方はどちらかというと、投資目的という比率が高いと思い
ます。もちろん、車好きであるという事は大前提だと思います。

例を挙げればきりがないのですが、当時ポルシェ356スピードスターは356クーペより
も安い値段で販売されておりました。今ではクーペの2倍もしくはそれ以上の値段する車も
あるほど逆転しております。これは、スピードスターの美しさの価格であり、希少性だけで
はありません。スピードスターより製造台数が少ない車でも、これほどの値段が付いており
ません。356スピードスターは多くの人のあこがれの車である事は今後も変わる事も無い
と思いますし、今後も価格上昇するでしょう。

このクラシックカーブームを参考に将来のクラシックカーを育てようと大切に保管している
人々がいます。その例を上げると911スピードスターです。日本でもごくまれにエンスー
車関係の売買サイトなどでも見かけると思いますが、日本と走行距離の感覚が違うヨーロッ
パでも走行距離2万km前後(日本の感覚では約1万km強)の車が、色が選べるほど十分に
あります。しかも、実はここ5年ぐらい値上がりしていません。

一時期雑誌で騒がれてきっと皆さん乗らずに(売らずに)置いておかれたのだと思いますが
、今現在、皆さんが想像するほどヨーロッパでは、911スピードスターフィーバーはあり
ません。では今後価値がこのまま上がらないのか?というと、価値は上がって行くと思いま
す。ただ、356スピードスターの様なドラマを期待するのは間違えだと思いますし、車は
まだまだコレクターコンディションの物が十分マーケットにあります。いくら希少価値があ
り、普通の911にはない美しさがあっても、それをほしがる人との数とそれに対する台数
の差が多くなければなりません。

一番間違えの無い車の買い方は、やはり自分の好きなモデル、あこがれの車を買うという事
と思います。無理して状態があまり良くない車を、最終年、希少車などという宣伝文句にだ
まされず、きちっと整備されている状態のいい車を買う事を最優先に考える事を、お進めし
ます。どの空冷ポルシェを買っても状態の良い物は、大損して手放す事は無いですし、どの
車が15年後、大人気になるか、などは誰にもわかりません。もしかすると、ガソリンがな
くなり、1リットル500円なんて時代になっているかもしれません。


レストアにかかる費用

レストアはいくらかかるのか?

という質問に、はい@@@万円です。すぐ答えられるお店はないと思います。
皆さんもお分かりのようにベースになる車の状態にもよりますし、どれだけの
仕上げを望むかにもよります。

今回仕上がったばかりのフルレストアのポルシェ356を例にとって見ましょう。
さて、作業料1時間8000円です。ベース車は数十年前に仕入れた
車でたいした金額ではなかったので今回はただ同然です。
エンジンO/H+化粧ほぼすべて塗装なりクロームをかけました。
ミッションO/H
現在のテクニックを使い錆び対策。
すべての部品を再生、使えなくなった部品はNOS(当時の部品)にこだわらず
現在のものを利用。

この車の販売価格は特価の1600万円(ベース車両料金ほぼ無料計算)です。

もう1つの例は、知り合いのショップでシャシー+書類のみの販売。
何もついてない状態で、塗装まで仕上げた車は、ベース車両料金まで含めて
356Aで1200万円。BとCはそれより割安。

すばらしいヒストリー付の車のフルレストアは2170万円(ベース車両代金が高いため)

ひどいベース車両でひどいレストアで1200万円というのもありました。

これらの代金はほとんどが作業代金です。
とあるショップの例を上げます。
必要なパーツを取り外し、古い塗装すべてはがし裸にします、塗装する準備、塗装で160時間
下回り錆対策込みで30時間

ここで注意してもらいたいのは、塗装をはがした時に何もなかった場合です。
もし錆などが見つかった場合(大体レストアをしようと思う車には多かれ少なかれ錆があります)
作業時間はさらにアップします。

良い最高のものをしようと思った場合これだけの時間が必要だそうです。
いくら働き者の日本人でもボディー塗装を70時間で仕上げる所は
今一度しっかり内容を聞いてみると良いでしょう。

そこまでお金をかける価値のあるクーペは少ないですし、そこまでお金を
使う人も少ないです。だから、ある程度安く仕上げ、いい加減なレストア車が世の中
には多く出回るのです。

ちなみに、中途半端なレストアをした車は数年もすると、また錆が浮いてきます。

だから、中途半端なレストアをするぐらいならそのままの状態で楽しめるのなら
目をつぶる事は実はとても賢い選択です。やるなら徹底的にして、中途半端なことは
しない事をお勧めします。

また、塗装をはがしたらびっくりする状態で予定していた金額の倍以上かかることも
珍しくないので予算は相当余裕を持つか、無事故で錆なしが確信できる様なベース車
であることが第1条件です。

塗装はがし ー ひどい状態 ー 板金/溶接必要 ー 知識/溶接などの技術がない 
ー 予算に合わせて修復 ー 仕上げ

という最悪のレストア方程式になります。これにかかるお金もかなりのものですが、
お金をかけただけの価値のあるものではありません。
レストアを考えている方は、その車が自分にとって特別なものでどうしても復活させなければ
ならない、そのためにはいくらでもお金をかけるぐらいの意気込みが必要です。

くれぐれも、レストアを考えている方は慎重に、そしてまわりの信頼のおける、レストアを経験
したことのある方などに相談してましょう。

なんて、今日は生意気な事を書いてしまいました。(ぼりぼり









クラシックカーの相場と査定

これからドイツでのクラシックカー査定、ランク付けを説明していきます。

まず
総合ランク
ランク1
ヒストリーがしっかりしており、メカニカル、テクニックすべてが
新品同様又はそれ以上である事。

ランク2
すばらしい状態のもの。すべてがオリジナルであり不都合箇所がない
物でごくわずかな使用跡がある物。

ランク3
ごく一般的な中古車両、ごくわずかな不都合があり、オリジナル部品の
欠品がある。すばらしく綺麗ではないが、当面修理の必要のない状態。

ランク4
車は動くものの、修理が必要な状態の車。不都合があり、オリジナル部品の欠品がある。不都合箇所は問題なく治せる状態である。

ランク5
レストアベース車両。フルレストアが必要な車で状態が悪くても
レストアが可能である事。


さて、この結果を出すまでに実は各部の査定(ランク付け)
が必要であります。

塗装部門(以下の項目のランクを出す)
塗装光沢
塗装表面
塗装不都合

カロッセリー部門
チリ
バンパー
パテ埋め (ある場合は最高ランク4
変更箇所 (ある場合は最高ランク4

クローム部門
表面
印象
欠品(ある場合最高ランク4

ドア部門
開け閉め
ゴム関係の状態
各部の錆

内装部門
ドア内張り
カーペット
シート
コックピット
などなど

アクセサリー部門
工具、付属品

エンジンルーム部門
トランク部門

テクニック部門
エンジン外見
オイル漏れなどはすべて(最高ランク4の評価


等を中心にドイツでは100項目以上にランクをつけて平均値を出します。

当方も、かなりの数のクラシックカーを見てきましたが
クラシックカーモーターショー以外でランク1を見かけることは
ほとんどありません。ですので、皆さんがショップ等で見かける車は
基本的にランク2が最高と思って構わないと思います。

たいていの車は総合ランク3程度が多いです。

さて、ドイツでのランク3の相場を見てみましょう。
(1EUR=165円程度10月現在)
356 1100 33,100EUR
356 1300 27,500EUR
356 1300S 29,000EUR
356 1500 28,900EUR
356 1500 speed 60,000EUR
356 1500S 28,000EUR
356A 1300 28,000EUR
356A 1300s 28,800EUR
356A 1600 27,500EUR
356A speed 61,500EUR
356A 1600s 29,000EUR
356A 1600s speed65,000EUR
356B 1600   19,000EUR
356B Super75  20,000EUR
356B Super90 21,000EUR
356C C 24,500EUR
356C SC 25,000EUR

ポルシェクラブ内では相場道理の価格で売買されているそうです。

ちなみに、911CarreraRSのランク1~5までです。
ランク1 155,000EUR
ランク2 105,000EUR
ランク3  68,000EUR
ランク4  40,000EUR
ランク5  12,500EUR

どうしても欲しい場合は相場以上払う意味はあるのかもしれませんし
今後相場が上がれば10年後には、安い買い物だった!と思えることの
無きにしも非ずです。ですので、車両が欲しければ相場を無視して
かっても良いかと思いますし、相場以上に金は出さん!というのも
間違った事ではないかもしれません。

993 VS 356C

ドイツのポルシェ356クラブの人からこんな話しをしていました。

彼のコレクションの中にある993を売りに出して356Cを買おうと
思い、探す事4年。やっと見つけた356Cだったが、結局993を手放さず
356Cの購入をやめたそうです。

356の車種を選ばないで良い物を!
という探し方をする人は数年で見つかるかもしれませんが

356に限らず、ナローも決まった車種がどうしても欲しい場合。
その希少性に払うプレミアを何処まで出すかにもよりますが、
最低5年、車種によっては10年以上も探し続けなければいけないの
かもしれませんね。

注意:1 悪い状態の車は売るときに困る!
購入時に多少状態の悪い車を買って海外に売りに出せば高く売れる
だろうとか思っている方がおられましたら、それは「危険」です。

最近本当にドイツでもその他の国でも、車の写真を見ると、日本の
物が多いです。そうです、とりあえず、買い手を見つけてから輸出
するというようなケースもありました。

海外の人間が興味を持つのは良い状態の車で、なお価値希少性の高
いモデルです。

注意:2 高額なプレミアを払ってまで車は買わない!
ドイツには相場表という物があります。

相場についてはこの次にお話しします。






未来のクラシックカー

ドイツクラシックカーのドキュメンタリーをテレビで見ました。
その中で、特に興味深かったのはレプリカ、コピー車のことでした。

世界で多く製造されている偽車。車種によってはメーカーの製造台数
よりも今現在存在する車が多いという物も珍しくないそうです。
簡単に書きましたが、50年代の本物車が本日までスクラップされないで
残っている台数は販売台数よりも少ないわけですからコピー車がいかに
出回っているかという事です。

それらの偽者は品質的には本物よりも性能がよく、車の仕上がりとして
はオリジナルよりも優れているものも多いいようです。ただ、それは
オリジナルではないというところにだけが欠点があるという事です。

最近では、車に限らずコピー商品が問題となっておりますが将来プロの
目もだますようなすばらしいコピー商品が出回るだろうと予想されま
す。テレビのドキュメンタリーでも言われておりましたが、書類が多
ければそれに越した事はなく、財産として車を所有するのであれば
あるほど、ヒストリーのしっかりしたもの、書類が揃っているもの
を中心に探して書類のまったくない物はなるべく避けるようにした
ほうが良いかと思います。

ポルシェで言えば、356のスピードスターや4カムエンジン系、911
で言えばRSやRSRなどのスペシャルモデルなどがコピー車を作る時のター
ゲットになるかと思われます。

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