さて、旅の最終はSTUTTGART。
といっても、街中ではなく郊外であるために電車でさらに揺られていきます。
駅で再会を喜び早速コレクションを見させていただきました。
今回は、911を多く見させていただきましたが、早速クイズからはじまりました。
これ、なんか変だと思わない?と見せられたのは塗装もされていない丸裸のナロー
カロッセリーでした。
いや~、ただ単に裸の車でしょ、としかこたえられずに、、、、。
別に年式も教えられてないし、モデルも教えられていないので裸の車を見せられただけでは
何がおかしいかなんて、、、、。
早くも降参した僕に、彼はニヤリ。。。
ここを見てご覧、と言われたのがシャシー番号のところで、よ~くじっくり見るとかすかに
溶接したような跡が、、、、。
そうだったのです、カロッセリーを交換された車だったのです。
これで、塗装したら絶対にわからないと思いました。溶接された番号=だます!
とは限らないのです。普通のナローモデルからRSなどを作ったら少しその傾向はありますが。
彼がこの車をこの状態で買ってきたか、彼が溶接させたのかは、聞きませんでしたが
彼はこれでレース車両を作ると言ってました。RSではなく。。。。
その後も、こんな事ではRSなんて買えないよね、、、、やっぱり当時の記録簿などがないと、
等と話ししたら、そんなの甘いよ。これ見てご覧!とまさに当時の記録簿が何もかかれて
いない当時のままの状態で保管されていました。これは、彼が数年前にアメリカの
フリーマーケットで買ってきたものだそうで、結構いろいろ掘り出せば結構見つかるそうです。
ここまでくると、プロの目もだませるだろうという事で、これ以上は人間のモラルが問われます。
最近ヨーロッパではクラシックカーブームで、各メーカークラシック部門などを作りました。
古くからあるベンツクラシックカーセンターや最近がんばっているポルシェクラシックセンター
最近ではフェラーリもクラシック部門を作ったとか、作るとか。
フェラーリはクラシックカーのオリジナル証明書を作る時に、鉄の成分まで調べるよな
こともあるとか。そんな時代もポルシェにもやってくるかもしれませんね。
さて次回の車見学は、3月上旬のSTUTTGARTのクラシックカーショー(展示会)です。
お楽しみに。