






1950年にプリントされたこの本、生地に包まれたハードカバーで非常に歴史を感じるWolfsburgの物語。今日ではレアものとして扱われるVWスプリットウインドウの写真が満載。工場内や働く人々や、駐車場にこれでもかと言うほど並ぶ車たち。よく映画にある本の中に入っていくような感覚で、時間が過ぎるのを忘れて見入ってしまう1冊であります。個人的驚いているのは、1950年にプリントされた本がフランス語で出版されているのがこの本のアクセントでもあります。当時50年代の小さなミニカーなどMade in Germanyと書いてあると(もしくはドイツを想像させるような仕様)それが削られたりして今日では見本市やガラクタ市に並ばれたりしています。なぜかというと、当時そのような物がミニカーに書いてあると売れなかったそうで、それらを削って売買していたそうです。