
イタリア高速道路走行中
少しブログの更新をさぼっている間にアルプスにドライブにいって来ました。1月は冬真っ盛り、そんな真冬の光景とは思えない上の写真はドイツからオーストリアをぬけてイタリアへ着いた時のもの。気温は10度を超える異常気象。アルプスに逆風が吹くとこのような現象が起こるのだけれど、本来はマイナスの世界で来週からはまた厳しい冬になるそうです。
さて、アルプスのドライブの記事を書くのは初めてですので基本的な事から。大切なのは各国の高速料金制度が違う事。これを無視すると面倒くさい事になりますので準備が必要です。
簡単にここにまとめました。
■ドイツ
乗用車無料(トラック等は有料)
■オーストリア
高速キップを事前に購入する必要があります。ドイツではミュンヘン辺りの高速道路に隣接するガソリンスタンドで購入可能。10日券が最短で1日の利用でも10日券を買う必要があります。そして、BrenerAutobahn(インスブリュックからイタリアにぬける高速)は別料金で、ここでは料金所が儲けられています。
■イタリア
高速の入り口でキップをもらい、出口で支払うクラシックスタイルの高速料金システムです。
冬の走行で楽観視してはいけないのは、山岳地帯の冬道と都会の冬道は全く別の種類で、山岳地帯の冬道は路面もさることながら気候も数キロで天候の変更、気温が一気に上昇したり、下降したりする為に思いのほか常時状況が変わっています。車内にいると一定の温度ですので気がつきませんがしっかりと路面の状況を確かめる事は大切な事です。対向車がない幅の広いカーブなどでどのくらい耐えられるか?など少しテストしてみるのはおすすめしませんが私は良くします。(笑
今回オーストリアからドイツのStuttgartにぬける道で選んだ峠はFernpass。最高8%斜度、標高差359mの峠で、古代ローマ時代から存在した大変重要な南北を結ぶルートでした。オーストリアからドイツへぬけると最終的には日本人観光客の定番ノイシュヴァンシュタイン城に一番近い町Fussenにぬけますので、観光でミュンヘンからオーストリアを通りFussenにてノイシュヴァンシュタイン城を観光するというのが同行者にも楽しめるとても良いコースではないかと思います。
道はヘアピンカーブをいくつかぬけますが決して走りにくい道ではなく、道幅がしっかりとあり、そして綺麗に整備されている為にストレスフリーで走行する事が可能です。今回この道を選んだのは残念ながら到着が遅く夕方になってしまい辺りが真っ暗になってしまった事、そして山間部は摂氏3〜5度前後と氷点下に入りそうな微妙な天候(前日の雨で道はウエット)でしたので景色が見れる訳でもないので、安全な道を選びました。山道の多い日本から比べればまだまだ峠と言えるほどの物ではありませんが。少しドライブを楽しみたい方にはとてもおすすめなコースです。
期間 1年中
難易度 ★★☆☆☆
景色 ★★★☆☆ 楽しめる。
道の状態★★★★★ 非常に良い
あまりにも暗かった為沢山写真が撮れませんでしたので、イメージ写真でご勘弁ください。
また、色々なアルプスコースを走った際はご紹介致します。

Fernpass Quelle:Wikipedia

ノイシュヴァンシュタイン城 Quelle:Wikipedia

