
昨晩降った雪が残るLandstrasse(町と町をつなぐ一般道で最高速度は100km/h)の道、高速道路は交通量も多く塩が沢山まかれる為に危険は少ないのですが、油断できないのはこの様な一般道。道路に雪が残ってないと100km/hで飛ばしていると。。。

突如として現れる雪道、しかも運悪くカーブ。運転しながらこんな写真を撮っている場合ではないのですが、100km/h以上で心の準備なくこのカーブを曲がるのは非常に危険であります。しかも、対向車がいる場合更に道は狭く操縦ミスが許されない状況になります。何故このような現象が起きるかというと、畑にある雪が風によって道路に戻されるのです。ドイツの一般道にはこのように周りに木がない所(風が通りやすい)と木がある所(風が通りにくい)では道路の状況が極端に変わる事が有ります。
用事を済ませ帰路につく頃には雪がまた降り出しました。

週末とあって交通量がきわめて少ないのがわかります。私の車は後輪駆動ですのでカーブではもちろん滑りますがこのような状況でなければ体験できないアクセルワークを楽しみます。雪道ラリーを体験している感覚になります。林の中は路上の雪がやはり少ないですが、そこを過ぎるとやはり路上の雪は多く交通量が少ないためだんだんアスファルトが見えなくなり前方を走っていた車がいなくなり、とうとう白い野原にひとりぼっちになってしまいました。。。。このような状況で以外と役にたつのがナビ。ナビで数百メートル先、1km先がどのようなカーブがあるのか、それともずっと直進なのかを見てこんな道でも80〜100km/h以上で走行する事も可能です。(危険行為です。路面状況によっては車は止まれない可能性が出て来ますので、絶対に真似をしない様に!)

林の中は路上の雪が少なめ。

林を過ぎると、雪が増えるのがわかります。

前方の車がいなくなり孤独な雪道をラリーして行きます。対向車も来ないので大きな運転ミスをしない限り道から外れる事はありません。大切な事は運転の基本、カーブの前では速度を落と必要以上にブレーキを使わず低速ギアでまわってカーブをぬけるときのアクセルを踏むタイミングとハンドル操縦は練習あるのみ。
雪国の皆さんにはあまりにも普通過ぎる記事と思いますが、くれぐれも雪道のドライブはお気をつけ下さい。