フェルディナンドポルシェの生涯を紹介したいと思います。
間違えに気が付かれた方がおりましたらご連絡下さい。
1875年(日本では明治8年)9月3日フェルディナンドポルシェがボヘミアに生まれる。
辞典などで調べれば大体の事はわかるだろうが、実は車好きの人間にとってとても大切で興味がそそられる出来事がいくつかあるし、彼の人生は数百字で表現できるような人物ではない。こちらの文章を作るにあたり、ヒットラーや戦争とのかかわりを書かずには先に進まない。ここではあくまでもFポルシェ氏の生涯を書くのを目的としている。
彼は幼い頃、エジソンの夢を見て自宅の地下室を使い、自分の手で家に電気を引こうと発電機を開発していたが、それを見た父がそれを度が過ぎると禁止した。しかし、幼い子供がそれを聞くはずもなく、とうとう発電機を成功させた。その後彼はウィーンに引っ越す事になり、ウィーンにあるLohnerwerkeにて車の製造を行った。第1号車LONER-PORSCHE(電動式)は最高速度50km/hでパリのモーターショーで賞を獲得し、それをベースにスポーツバージョンを開発、そして、その車を使いレースにて優勝まで果たしている。
その後、アウストロダイムラーにて飛行機や車など開発をする。ウィーンの航空ショーで当時ウィーンにいたヒットラーがそれらの飛行機に目を通している。1918年第1次世界大戦が終了し、車などを買うなどという事は誰も考える事がなかった。それでも、ポルシェは小型自動車を開発したが、生産されるどころか1921年に職まで追われることになった。
アメリカでの車の所有率は約4人に1台所有するのに対しドイツでは140に1人と車という贅沢な物であり、多くの庶民にとって遥か彼方の夢であった。この頃ヒットラーは、車が好きでベンツを所有する事になるが、彼は免許を持っていないので運転はできない。そのため、運転手を雇う必要があたった。