ドイツクラシックカーのドキュメンタリーをテレビで見ました。
その中で、特に興味深かったのはレプリカ、コピー車のことでした。
世界で多く製造されている偽車。車種によってはメーカーの製造台数
よりも今現在存在する車が多いという物も珍しくないそうです。
簡単に書きましたが、50年代の本物車が本日までスクラップされないで
残っている台数は販売台数よりも少ないわけですからコピー車がいかに
出回っているかという事です。
それらの偽者は品質的には本物よりも性能がよく、車の仕上がりとして
はオリジナルよりも優れているものも多いいようです。ただ、それは
オリジナルではないというところにだけが欠点があるという事です。
最近では、車に限らずコピー商品が問題となっておりますが将来プロの
目もだますようなすばらしいコピー商品が出回るだろうと予想されま
す。テレビのドキュメンタリーでも言われておりましたが、書類が多
ければそれに越した事はなく、財産として車を所有するのであれば
あるほど、ヒストリーのしっかりしたもの、書類が揃っているもの
を中心に探して書類のまったくない物はなるべく避けるようにした
ほうが良いかと思います。
ポルシェで言えば、356のスピードスターや4カムエンジン系、911
で言えばRSやRSRなどのスペシャルモデルなどがコピー車を作る時のター
ゲットになるかと思われます。